NEXTBLUEの2号ファンドは、女性起業家と女性のウェルビーイングソリューションに投資をするファンドです。この度、NEXTBLUE2号ファンドは、第一号案件として、生成AIを使ってクリエイターの生産性を高めるExactly.aiに出資したことをご報告いたします。
Exactly.aiは、シード資金として$4.3Mの資金調達を行ったことを発表しました。欧州有数のアーリーステージVC、Speedinvestがリードする本ラウンドには、NEXTBLUEに加え、InReach Ventures、 Cornerstone VC、 GuruDev Capitalやエンジェル投資家も参加しています。
Exactly.aiは、クリエイターがIPをコントロールしながら、AIを使ってより生産的になることを可能にする生成AIソリューションを開発しています。
クリエイターは、Exactly.aiに自身の作品をアップロードすることで、独自のスタイルやくせを捉えた新たな画像や作品を生成できるアルゴリズムを手にいれることができます。クリエイターは、パーソナライズされたAIアルゴリズムで生成された新たな作品やライセンスをメディアや広告代理店に販売することで、収入を増やすことができるのです。
著作権侵害が懸念される他の生成AIプラットフォームとは異なり、Exactly.aiは、アップロードされたすべての画像、作成されたAIモデル、および結果として生成された画像の権利の全てが、クリエイターに帰属することを保証しています。
2022年に設立されたExactly.aiは、トーニャ・サムソノヴァ氏の豊富な経験とビジョンに支えられています。ジャーナリズムのバックグラウンドを持ち、連続起業家であるサムソノヴァ氏は、以前に創業したQ&Aプラットフォーム「TheQuestion」をロシアの検索エンジンYandexに1,000万ドルで売却した実績があります。
彼女のExactly.aiに対するビジョンは明確です。アーティストに自身のアートワークに基づいたAIモデルをトレーニングし、知的財産権を保持し、合法的かつ倫理的な手段で創作物を収益化するためのプラットフォームを提供することです。
